山行報告 | |||
報告者 吉川靖人 | |||
山行日 | 平成22年10月10日〜10月12日 | 天候 | 晴れ |
ルート | さかうち道の駅〜大谷川林道終点〜蕎麦粒山分岐〜小蕎麦粒山〜分岐〜林道終点 | ||
コース タイム |
10月10日 林道終点(6:20)−小蕎麦粒(15:30) 10月11日 小蕎麦粒(5:45)−沢の分岐(8:45/9:00)−林道終点(10:40) |
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参加者 | CL : 吉川 SL : 吉野 男性 : 中島 金本 女性 : 吉津 長野 計 : 6名 |
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山行報告 | |||
今年の4月に日帰りで行ったが、時間切れとなり、急遽毛勝山を変更して前夜発で組んだ。 前回残雪や道が荒れていて時間がかかったので、ゆっくりと計画を組んだつもりだったが…。 林道終点で車をデポして荒れた道を上がる。草がかなり茂って朝露を含んでいる。 しかし、その下には踏跡がしっかりついているので迷うことはない。 難所のガレ場も問題なく通過する。傾斜はないが、ここからが長い。 1時間ほどで蕎麦粒の分岐に着く。前回よりは水量は少ないので飛び石感覚で対岸に渡る。4月はここで昼になった。今回はまだ9時にもなってない。右の沢の踏み跡を辿っていく。地図で見ると五蛇池峠は北に突きあげた所なので方向は間違ってない。 20分ほど行くと踏み跡が沢の中に消えている。このまま沢を行ってもいいが、かなり歩きにくそうだ。右の尾根が下から見ている限り藪がすいていていたのでこの尾根に取り付くことにした。 頂上への直登尾根と確信した。(これが間違い)しばらく藪がすいていたが、岩場あり石楠花の硬い枝が行く手をさえぎる。兎に角道はないので上に進むしかなかった。 手足は藪で擦り傷だらけだ。余り暑くないが、体は消耗している。4〜5時間かかっただろうか頂上と思いきや「五蛇池」の標識がない! 谷を一本間違えたのはその時判った。現在地がすぐには判らなかった。体力が消耗していることと時間が遅いのでここでビバークすることにする。幸い携帯が繋がったので各方面に連絡を入れる。地図で確認すると蕎麦粒の東の小蕎麦粒に上がったみたいだ。中島さんがツエルトを持ってられた(感謝!!)ので畳一帖分のスペースが確保できた。食料と水は各自そこそこあるので特に問題はなし。私は胃がもたれて食欲がない。コンロで湯を沸かし各自コーヒーを飲む。脚を伸ばして上半身を起した状態で、互い違いに寄せ合って仮眠をとる。もちろん熟睡などはできない。1時間がすごく長い。 4時に起床し、軽く食事をし明るくなりかけてで出発する。蕎麦粒の方に行けば登山道に出られるはずだ。 踏み跡があるが、すぐに見失いがちだ。岩場もありルートに苦労する。 やっとのことで蕎麦粒からの道に出あう。ここから分岐まで小1時間位だ。分岐で大休止をして元来た道を車まで戻った。 反省点は、ルートの事前確認がなされていないことと、装備の確認も怠っていたこと。(ツエルト・2万5千の地図・GPS等)現状況の中で冷静に現在地の確認と、怪しい時には元に戻りルート探索をすべきだったと思う。 |
「さかうち」道の駅で仮眠
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いいなめの滝
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蕎麦粒と五蛇池の分岐
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蕎麦粒の分岐で休息
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蕎麦粒山
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藪が濃い!!!
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藪漕ぎの途中でピークを見る
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